ナガエツルノゲイトウを食べてみた。
バス釣る人からしたら「は?」と
凄い顔されそうな題名ですが。。
先日の印旛沼流域環境体験フェアで
ナガエツルノゲイトウを食べて減らそう、
なんて企画をやっていました。
(余談ですが息子が会場入口で「何か臭いね」と直球投げてきましたが、お父さんは既に「ヒシモかナガエの匂いだ」って直感しましたw)
とある会社さんがやってたと思います。
無料で「ナガエのコンソメスープ」か
「ナガエのおひたし」が食べれますよ、と。
キレイなお姉さんにどっちがお勧めですか?
と聞くと「寒いのでスープが・・・」と助言頂き、
スープをご馳走になる事に。
それがコチラ。
丸いのは魚肉ソーセージかと。
あとはコンソメで味付けしたスープに
ナガエツルノゲイトウの葉や茎が。
感想。
茎は「茎喰ってるみたい」としか
言えませんでしたが、葉は大丈夫。
若干の苦みも茎が強い印象。
まず印旛沼のナガエツルノゲイトウ、
ヘドロ等で結構臭いハズです。
そこをクリアしてるから下処理は
かなり頑張ってるなと勝手に感心。
きっと色んな事にトライした結果コレに
辿り着いたのでしょうし素晴らしいと
私は思います。ご馳走様でした。
外来植物や藻は補助金目当ての
駆除が目立つようになってきました。
今回の企画はそういった類のもの
じゃないと思いますけど。
※何よりナガエのような藻の駆除って千切れた茎や葉が拡散してしまってそこからまた増えるリスクが高いので、オイルフェンス張ったり相当な対策を講じた上で行わないとならない大変な作業です。オイルフェンス張って作業してる方がどの程度いるのか正直心配です。
それはさておき。
外来生物などを美味しく食べるって
やっぱりハードルが高いですよね。
ホンビノス貝みたいに美味しくて
市民権を得ると外来生物だとか
後ろ指さされず何も言われない、
それが今のご時世ですね。
(※池の水ナニガシの番組で絶対に扱わないと思います)
食べる以外でもナガエツルノゲイトウは
有効利用される方法が見つかる
と良いなと思いますが、果たして。
最近は某池の水云々の番組で
「鯉はだいたい外来種!」なんて声高らかに
言われるようになってきましたし、
そろそろこんなイベントで鯉を悪者扱いして
駆除していく動きが進んで行くのかな、
と悲しい気持ちになったり。
コイなら大きいし、比較的獲れるでしょうしね。
(在来の鯉か外来の鯉かなんて色付き以外はまず見分けつかないでしょうけど)
そうやって駆除を利用したマネーゲームが
また一つ、成立して行くのでしょうか。
(その昔、大学時代に河口湖で鯉のあらいを酢味噌で食べたけど・・・以下、ノーコメント。)