ツイッターでも話題になってましたが。。
日本テレビのニュースでこんな報道が。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20171219-00000057-ann-soci
千葉県はホンビノス貝を
ブランド水産品として認定した、と。
海外のバラスト水で入ってきたと
されているホンビノス貝。
一応環境省では外来種として
警鐘を鳴らしている貝です。
そんな外来種の貝を千葉県は
ブランド水産品として認定して
有効活用して行きましょうと。
言うまでもなく船橋市漁協さんは
アサリが既に獲れなくなった今、
ホンビノス貝は救世主的存在として
認識されております。
実際、美味しいんですよね。
ワタシあんまり貝は好きじゃないけど
このホンビノス貝は食べれます。
ちょっと味が濃いので2個くらいで
お腹いっぱいになります。
結果、このホンビノス貝を千葉県は
ブランド水産品として認定しました。
外来種を認定するってどうなの?
的なメディアあるある質問に対し
千葉県の素晴らしい回答がコチラ。
特に外来種とかは関係ない。
いやはや、千葉県には拍手です。
森田健作知事に拍手。
正しい回答ですってコレ。
外来種云々言ってる場合じゃなくて
有効活用していけるものはどんどん
利用していくべきです。
そして地域が盛り上がっていけば
私はそれで良いと思います。
元々アサリが獲れなくなってきて
生計が成り立たなくなりつつあった
漁師さんも素直にこのホンビノス貝を
いち早く漁業権として取り入れた
姿勢は素晴らしいと思います。
(HPの作りを見れば漁協とは思えないくらい頑張ってますよね、船橋漁協さん)
池の水抜く某番組みたいに外来種が
悪だ!駆除だ!と大学の先生と
その取り巻きの方々がドヤ顔で
外来種を片っ端から駆除する事が
面白おかしくTVで報道される一方、
自治体が有効活用していく姿勢を
見せてくれたのは凄く良い報道に思われます。
琵琶湖では三日月知事さんが
バス釣りやバーベキューする事に
お金を取ろうとしている動きがあります。
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20171121000169
これも謳い方ひとつで変わります。
釣り人がゴミを出すから金を出せ的な
おバカ発言を守山市の市長がされて
ちょっと話題となっていますが。
それはさておきまして。
かと言って正直、遊漁税を取る形も
ちゃんと税金をどう有効に使うか?
金の回し方を考えないと意味無いし。
実は遊漁税の形で上手く外来種を
利用出来ているモデルケースが
そもそも少ないのが現状なので、
ホンビノス貝が漁業権に設定され
今回千葉県がブランド水産品として
世に広めていこうとするこの流れは
注視していく必要性があると思います。
千葉県の今後の動きにも期待大です。