ゼロダンの欠点とその対策。

今やテキサスリグと双璧を成す
カバー対応のリグ、ゼロダン。

リーダーレスダウンショットだとか、
ジカリグだとか色々呼び方が様々。

殆どの方がこのデコイさんの
オープンスイベルを使ってるのでは?

私もこのリグ、大好きでして。
ただ最近、ある「欠点」に気付きました。

画像をご覧ください。


この症状です。
シンカーがガードの役割をしてしまい、
フッキングに影響が出てしまう点。

どうしてこうなるのか?
良く見てみますと。


オープンスイベルのカシメ部に
隙間がどうしても空くのですが、
そこにシンカーのスイベルが
挟まった結果、細長いシンカーが
ガードの役割をしちゃう、という具合。

シンカーも細長い物なので
まさにガードになっちゃうんですよね。
(円錐形のシンカーならそんなに影響ないでしょうけど)

これをどうしたら改善できるのか?
色々取り組んでいます。


一つはこのようにトレーラーフック用の
ゴムを最後に噛ませてあげる方法。

ワームの動きに影響がないよう
出来る限り小さい物を選びます。

もう一つはもっと簡単。


は?と思うかもしれませんが。

実はこのフックがガードの役割に
なっちゃう症状ってそもそもが
オープンスイベルに通す順番
問題だったりします。

そうです、先にシンカー、最後にフックで
かしめればこの症状はまず起きない。

デカい魚が掛かった時に
スイベルが開いちゃうと嫌だ、
そんな恐怖から先にフックを
通して後からシンカーを通す。

そういう考えの方、きっと多いでしょう。
私もそのクチです(笑)

でも実は実はですね・・・


裏の説明書きにはちゃんと
通す順番が①シンカー②フックで、
かしめているんです。

なのでしばしば言われる
「ゼロダンやジカリグはフッキングが悪い」
「リーダーレスダウンショットってスッポ抜ける」
ってのはこんな理由で症状が
起きているかもしれません。

かなり”マクロ”なお話しではありますが、
ちょっと気にしてみると面白いです。

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