自転車用ブレーキワイヤーをエレキ用マウントロープに交換してみた。
先日切れたエレキのマウントロープ。
Gフォースハンドルですが
経年劣化のためかブチブチとワイヤーが切れました。
そこでちらほら聞いていたのが
「自転車用のブレーキワイヤーが良い」と。
ググると情報がいくつか出てきました。
どうやら元ネタは
TOP50黒田健史さんのこの記事。
私も材料買って挑戦してみました。
これが自転車用ブレーキワイヤー。
ネットで400円くらい。
一番長い165cmを買いました。
実物見てナットク。
Gフォースハンドルのワイヤーは
ワイヤーと被覆が一体になってますよね。
でも自転車用ブレーキワイヤーは
外側にビニル被覆+金属チューブがあり、
その中をワイヤーが通ってる仕組みなのですね。
なのでワイヤー引っ張ってもどこかで
擦れる事がないので切れづらい、と。
インナーワイヤーだけ仮通しして、
だいたい自分の好みの長さに
インナーワイヤーを切ります。
アウターチューブはそれより短く切る。
この辺のバランスが結構難しい。
3mm~5mm差くらいでしょうか。
※でも実際切る長さの差はまた違います。ハンドル部分のカシメの関係で。
アウターチューブを短くすると、
結果、インナーワイヤーだけが
引っ張られるって仕組みになるわけです。
そもそもアウターチューブ自体が
意外と切りにくいので注意。
固くないけど蛇腹の金属チューブが綺麗に切れない(笑)
あと、アウターチューブが約6mm。
なのでGフォースハンドルが付かない。
ここはドリルで7mm穴を開け直す。
結局ここにチューブ通さないと意味がない。
ワイヤーだけ通すと露出してしまい
錆びたり、そもそもハンドルと擦れる。
余談ですがハンドル加工して
失敗したらこれ流用するつもりでした。
発電機や芝刈り機用のスターターハンドル。
インナーワイヤーの先っぽはこんな形状。
なので既存のワッシャーを必ず通しましょう。
画像に映るアウターチューブとインナーワイヤーの
間にある銀色の凸型の部品は私は使いませんでした。
で、アウターチューブとインナーワイヤーを
通してからエレキに取り付けます。
マウント内部の穴から通してあげます。
この時また難しいのがアウターチューブがズレます(笑)
そこに細心の注意を払いましょう。
最後にハンドルをカシめる。
こっちもワッシャー等を通しておきましょう。
私は8字型のスリーブで止めました。
Gフォースハンドル等にも付いてる
いわゆるサーキュラースリーブだと
止め金具で挟み込む結果、
ワイヤー傷付けてそこから切れるので
私は使いません。手軽で良いんですけどね。
ただ、8字スリーブだとアウターチューブと
インナーワイヤーの長さの調整が
すごーーく難しくなります。
わっか作る分の長さも考えて
インナーワイヤーを切らなきゃなので。
サーキュラースリーブの方がその点ラク。
手軽さは圧倒的にサーキュラースリーブです。
アウターチューブが短すぎると今度は
前後にズレてきてしまうわけです。
このバランスが難しすぎる。
だからサーキュラースリーブが
失敗もないし絶対に楽です。
簡単だと口コミが多かったけど、
個人的にはマクサムマウントというか
フォルトレックスやウルトレックスは
案外面倒くさいなと私は感じました。
イメージが湧きづらいと思うので
実物見てみると分かると思います。
参考までに。