Harry UP!!!

ひき網 ―印旛沼の漁業―

************筆者注************
この記事は先日行われた印旛沼流域環境体験フェアで
千葉県内水面水産研究所
さんが展示していた内容を取り上げています。

漁師さんもかなり減った印旛沼の漁業ではありますが・・・
どんな漁が行われているのか?

普段、印旛沼においてボートでバス釣りを楽しまれている方なら大体お分かりかとは思いますが。
これからも印旛沼のバスフィッシングが末永く楽しめるようにこのような形で取り上げさせて頂きます。
*******************************

まさに今が旬の漁ですね。


【ひき網】
船から魚の群れを囲うように網を投入した後
次第に周囲を狭めて網に入った魚を捕ります。

巻き網とも呼ばれている漁。
10月に解禁となり11月くらいまでが
非常に盛んに行われます。


この漁はホント広く網を張るので
エンジン船は勿論、エレキでも引っかけないようご注意下さい。

詳しくはこの記事をご覧下さいませ。
新川、西部印旛沼、北部印旛沼、甚兵衛広沼で
しばしば見かけられます。

分からない方はボート屋さんに聞けば
多分、朝イチなら「アレだよ」と目の前で
巻き網やってる所を教えてくれるかと。

最近ではカミツキガメの網を仕掛けたり
上げたりしてる二人組の漁師さんが良く
見掛けられますのでそちらもご注意を。

霞ヶ浦では今年は網を切った等の
トラブルが報告されましたが、
関係者の皆様のご尽力で何とか
釣りが出来ている状態です。

印旛沼もトラブルがないように
皆様のご協力をお願い申し上げます。

Pocket

せん(竹筒) ―印旛沼の漁業―

************筆者注************
この記事は先日行われた印旛沼流域環境体験フェアで
千葉県内水面水産研究所
さんが展示していた内容を取り上げています。

漁師さんもかなり減った印旛沼の漁業ではありますが・・・
どんな漁が行われているのか?

普段、印旛沼においてボートでバス釣りを楽しまれている方なら大体お分かりかとは思いますが。
これからも印旛沼のバスフィッシングが末永く楽しめるようにこのような形で取り上げさせて頂きます。
*******************************
今週はこのネタで乗り切りたいと思います。


【せん】(竹筒)
竹の筒を2~4本くらい束ねて沼底に沈めておき
筒の中に入り込んだ鰻を捕獲します。

これも良く見かけますね。
霞ヶ浦でも良く見ますがこれまた
良い場所に入れてますよね、コレ(笑)

ブレイクのショルダーとかドンピシャで。。

目印に竹杭が1本立っていて、
筒と結ばれたヒモが隠れてるので
ルアーは勿論、エレキなどで引っかけたり
しないようご注意頂けたらと思います。

Pocket

ぼさ網(柴漬、ボサ漁) ―印旛沼の漁―

************筆者注************
この記事は先日行われた印旛沼流域環境体験フェアで千葉県内水面水産研究所さんが展示していた内容を取り上げています。

漁師さんもかなり限られてきている印旛沼の漁業ではありますが・・・
どんな漁が行われているのか?

普段、印旛沼においてボートでバス釣りを楽しまれている方なら大体お分かりかとは思いますが。
これからも印旛沼のバスフィッシングが末永く楽しめるようにこのような形で取り上げさせて頂きます。
*******************************

これまた印旛沼で良く見かける網です。


【ぼさ網】(柴漬、ボサ漁)
雑木の細枝や笹などを束ねて沈め
その袋網で周りを囲い束をあげて
枝の中に潜んでいる小魚やエビを捕獲する

一番見かける四角い形した網ですね。

いつぞやに取り上げましたが、
この映像見ると分かり易いかと。


17:00~にボサ網が出てきます

言うまでもなくこの網の中を
釣りするなどは止めて下さい。
※そもそも構造上、この中にバス入れないかと思われますがw

Pocket

張り網 ―印旛沼の漁業―

************筆者注************
この記事は先日行われた印旛沼流域環境体験フェアで千葉県内水面水産研究所さんが展示していた内容を取り上げています。

漁師さんもかなり限られてきている印旛沼の漁業ではありますが・・・
どんな漁が行われているのか?

普段、印旛沼においてボートでバス釣りを楽しまれている方なら大体お分かりかとは思いますが。
これからも印旛沼のバスフィッシングが末永く楽しめるようにこのような形で取り上げさせて頂きます
*******************************

前置きが長くなりましたが・・・
まずは「張り網」です。

印旛沼ではポピュラーな漁ですね。

【張り網】
垣網(かきあみ)に誘導された魚やエビが
一番奥の袋網に入る。

オールシーズン見掛ける網ですが、
釣りをされる方で気を付けて欲しいのが
袋網の部分が水中に沈んでいて
見えていない点でしょうか。

一番手前の杭まで結構距離があり
網が無さそうに見えるので
キャストは勿論、エレキでの航行でも
十分気を付けて頂きたいところです。

なお印旛沼の各トーナメントでは
網を直接釣りするのは禁止ですが、
「網を乗り越える行為は禁止」とも
しており、こういった張り網に対して
迂回する事がルールとなっています。

一般のアングラーの方も是非とも
張り網の構造や仕組みを御理解頂き、
気を付けて頂けたら幸いです。

Pocket