張り網 ―印旛沼の漁業―
************筆者注************
この記事は先日行われた印旛沼流域環境体験フェアで千葉県内水面水産研究所さんが展示していた内容を取り上げています。
漁師さんもかなり限られてきている印旛沼の漁業ではありますが・・・
どんな漁が行われているのか?
普段、印旛沼においてボートでバス釣りを楽しまれている方なら大体お分かりかとは思いますが。
これからも印旛沼のバスフィッシングが末永く楽しめるようにこのような形で取り上げさせて頂きます。
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前置きが長くなりましたが・・・
まずは「張り網」です。
印旛沼ではポピュラーな漁ですね。
【張り網】
垣網(かきあみ)に誘導された魚やエビが
一番奥の袋網に入る。
オールシーズン見掛ける網ですが、
釣りをされる方で気を付けて欲しいのが
袋網の部分が水中に沈んでいて
見えていない点でしょうか。
一番手前の杭まで結構距離があり
網が無さそうに見えるので
キャストは勿論、エレキでの航行でも
十分気を付けて頂きたいところです。
なお印旛沼の各トーナメントでは
網を直接釣りするのは禁止ですが、
「網を乗り越える行為は禁止」とも
しており、こういった張り網に対して
迂回する事がルールとなっています。
一般のアングラーの方も是非とも
張り網の構造や仕組みを御理解頂き、
気を付けて頂けたら幸いです。