バスフィッシング用エレキモーター向けリチウムイオンバッテリーの選び方

私なりにどこにポイントを絞り
実際に購入に至ったのかを
お話しさせて頂きます。

リチウムイオンバッテリーの中身が
どうこうってのは各社HPで見て下さい。
とにかく軽いけど高い、基板が入ってるから衝撃に弱いとか、構造上完全防水ではないとかそこら辺は各社横一線かと思われます。


【①バッテリーは12V、24V、36V用が出てる】
鉛のボイジャー同様の12Vだけでなく
単体で24V、36V仕様が出ています。
リチウムならば1個で済ませられる、
この辺がまず根本的に違います。

【②直列で繋げる製品と繋げない製品がある】
鉛バッテリーでは当たり前のように
行われているバッテリー同士の直列接続。

メーカーさんによって見解が異なり
12V仕様を2個直列接続で24Vで使う、
12V仕様を3個直列接続で36Vで使う、
これを「OK」と謳う製品もあれば
「NG」と謳う製品もある状態です。
どうして見解が分かれてるのかはOKと謳う会社さんにちょっと聞いてみましたがココでは割愛。

この点は個人的には購入の際、
大きな分かれ目になったと言えます。

【③船外機のクランキン用で使える製品と使えない製品がある】
この点もこれまた各社見解が異なり。
エンジンのセルモーターを回してOKの
製品とNGの製品があります。

クランキンもエレキも両方OKもあれば
エレキ使用はOK・クランキンはNGとか。
特性が異なるようで、ちょい厄介です。

【③容量はリチウムの場合、鉛換算だと倍読み?】
これがどういう理論なのかはさておき、
例えば24V40Ahのリチウムバッテリーなら
鉛バッテリーに置き換えると80Ahくらいの
容量がある、と言われます。
でもコレ、実際はそうでもないと思います。

というのもリチウムバッテリーは
「過放電がとにかく駄目」だと言います。
要するに目一杯使わないでくれ、と。
理想は50%くらいみたいです。
※充電2000回OKとか言われてる長寿命が短命になったり、危険がアブナイ模様。

倍読みなら40Aくらいの小さい容量で
1日持つでしょ♪と思っていたのですが
「1日持ってもバッテリーには良くない」
という感じの回答を各社から頂きました。
なので倍読みと言う考え方は微妙だと思います。
※もしこの40Ahあたりのサイズ的にも小さくて軽い、値段も少し安いのが1日使っても全然余裕です!バッテリーも痛みませんし安全です!って謳い文句が出てきたら一気に普及すると思います。まだドコも60A~を推してるのが現状ですが。

【⑥充電は専用充電器を買う事になる】
これは致し方ないみたいですね。
各社似たような専用チャージャーをセットで
買う事になります。充電器だけで1万~2万です。。

【最後に・・・】
まだこのリチウムイオンバッテリーを
釣り用、ボート用として発売してるのは
数社しかないです。

しかも発売してからまだ2~3年と
売ってる側も正直未知数な印象。

どこの会社のバッテリーが偉いとか、
まだそういう次元ではないかと。
※だからこそ暫くはアフターサービスの対応が超重要かと思われます。

上記ポイントを確認して、
自分のフィッシングスタイルに
見合ったリチウムイオンバッテリーを
選んで頂けたら幸いです。

 

Pocket